困った事 我が儘な?

NPOで家電・パソコンリサイクル店を営んでいた頃

その1

ある40代位の男性のお客様が、十年程前の大型テレビを修理に持ち込まれました。

症状を診ると、三原色の緑が出ておらず、画面が変な色合いになっておりました。

「思い入れのあるテレビなので、いくら掛かっても良いので直して欲しい」との事でしたが、「古いので、メーカに部品が無い場合もありますし、ブラウン管も傷んでいるみたいですね」とお答えし、お預かりする事になりました。

緑色が出る様に修理を行って、出来る範囲で色の調整を行いました。数日テストを行った後にお客様に連絡して、テレビを引き取りに来て頂きました。

「やはり、ブラウン管が傷んでいるので、これ位の発色が限度です」という説明に、お客様は納得されて、修理代を払ってお帰りになりました。

しかし、翌日になって70代のお母様と一緒に来店され、「新品同様に直っていない!修理代を返せ!」との事(^^;;

店の中で騒ぎ続けられても困るので、仕方なく修理代を殆ど返金すると、嬉しそうに帰って行かれました・・・

その2

当時流行っていた大型の電動ルームランナー。

邪魔になるからと引き取ったのですが、あちこち傷んでおりました。各部を修理して¥9800で店頭に。

数日後、ご夫婦のお客様が見えて、「これ、もっと安くしろ」

「どうせ、ボランティアでやっているんだろう?」

「¥500にしろ!」

部品代も人件費も掛かっておりますので、丁寧にお断りしましたら、ご夫婦で顔を真っ赤にして怒って帰られました・・・

NPOは、ボランティアではありません。お間違いの無い様に。因みに、当時は地元の銀行も同じ考えで、「非営利の事業には融資は絶対出来ません」と言われていました。法人化前は、毎週融資の案内に営業マンが来ていましたが・・・「特定非営利活動法人」という名称は、どうにかなりませんかね?

その3

台風

台風が福岡を直撃していて、暴風雨の最中に修理依頼のお電話が有りました。

「テレビのアンテナが折れたので直してください」

「はい、明日一番で伺います」

「いや、今テレビを観たいから直ぐに来てくれ」

「それに、来年家を建て替えるから、新品のアンテナと柱ではなく、折れたアンテナを元に戻してくれ」

勿論、40mの暴風雨の中で3階の屋根に登る勇気はありません。勿論、丁寧にお断りしました。

経営者は労災も失業保険も出ませんし、自殺行為では生命保険もどうだか・・・

Leave a comment

You must be logged in to post a comment.