ヒューズ交換

電気屋さんでなくても、電球やヒューズの交換をご自分でされる方は多いと思います。

「そんな事、素人でも簡単だよ!」と、仰る方も多いでしょう。でも、本当に大丈夫ですか?

以前に、車用のテレビの修理を請けた事があります。テレビのカバーを開いてみると、悲惨な状態で中の基盤が焼け焦げていました。

お客さんに尋ねると、「ヒューズが飛んだから自分で交換したら、バチッと音がして、全くスイッチが入らなくなった」との事でした。

交換されたヒューズを見てみると、「5A(アンペア)」のヒューズでした。しかし、そのテレビ指定のヒューズは「1A」です。

ヒューズは、電気製品に規定以上の電流が流れない様、安全の為に付いている物です。ヒューズが切れた、という事は家電品の中に異常が起き、過大な電流が流れたか、この場合には、車から異常な電流が流れたかのいずれかです。

異常が起きた原因を調べずに、ヒューズが切れたから大きなヒューズに変える、という事は大変危険な事です。

「テレビがもったいなかった」と仰ったお客さんには、「車が燃えなくて良かったですね」と伝えましたが・・・

安いヒューズですが、安全の為にしっかりと役目を持って働いてくれています。ヒューズBOXやケースには必ずヒューズの規格が書かれています。同じ規格のヒューズを取付てください。

タバコの銀紙をヒューズの代わりに使う等、もってのほかです。その様な、間違った使い方で故障したり火災になった場合には、保険や保証がきかない場合もありますし、何より大変危険です。

また、電球も同じ様に使用出来る最大のW(ワット)数が器具毎に決められています。最近は、蛍光灯やLED電球が普及してきて、あまり発熱を心配する必要は減ってきましたが、古い電球の器具を使われている所も多いと思います。

電気スタンドや壁や天井に付いている照明器具は、使える電球が決まっています。照明器具は、電球の発熱を考えて、放熱を考えて造られていますが、暗いからとか手持ちの電球が無かったから、と規定以上の大きな電球を付けると、電球の熱を放熱出来ずに、器具やカバーが焦げたり、最悪では火災の原因ともなります。

私も、子供の頃に布団に電気スタンドを持ち込んで、布団を燃やしてしまった事があります(^^;;電球の熱は結構危険ですよ!!